千葉県知事候補者へのアンケートについて

こんにちは、ふるさとの水を守る会です。

千葉県君津市の奥、怒田に市原市の自然保護地域と接する場所に、関東で1番大きな規模となる予定の産業廃棄物最終処分場があります。現在、第3期処分場の拡張工事が進められ、森がなくなっています。

この工事を止める 民事裁判と、3期処分場建設許可の取り消しを求める行政裁判が2019年から始まり、今月19日に民事 仮処分の決定がなされました。

相手側(新井総合)の主張の間違いやおかしなところを指摘する大学教授の意見書や証拠等を裁判所に提出したにも関わらず、その決定内容は、新井総合の主張を鵜呑みしてるような決定内容でした。

新井総合の主張のおかしな点や矛盾点を明らかにし、この処分場は危険であることの科学的根拠を示すことができたと、弁護団は勝利を確信していたので、訴えの却下の決定がなされたことに、驚き 落胆しました。


ゴミは出ます。ゴミの処分場は、私達の生活にとって必要な施設です。でも、それは、水道水源地に造ってはいけない。何十万という人の生活を支える、生命にとって1番大切な水の産まれる場所にそんな施設を造ろうと考える、そして、許可すること自体、信じられない。

汚染水は、漏れない。だから、大丈夫…と裁判所が決定を出したけど、ホントにそうなのでしょうか?…安全神話は、あの3.11の時に崩れてるのに。絶対なんて、無いのに…。未来の子供達への負の遺産が増え、拡がるばかり。

千葉県は、この春 知事選があります。
第2期、第3期の処分場の許可を出した森田知事は、自分の業績を及第点だと自己評価してます。今回の民事の決定には、胸をなでおろしてることでしょう…そして、大きな花束と共に県庁を後にする予定なのでしょう。

約30年前、処分場建設の許可にあたっては、政治的な圧力があったと聞いています。動き出してしまったものを、止める、変更することの大変さは重々承知の上です。でも…今、この問題と向き合わなければ、この地で育っている子供たち、これから産まれてくる子供たちに 安心して使える水を手渡すことはできないのではないでしょうか?

これからのことを一緒に、真摯に考えてくれる人に知事になっていただきたい。ふるさとの水を守る会では、知事選候補者にアンケートをお願いしましたのでシェアさせていただきます。


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